【コラム内装工事業】“リフォーム現場”と“新築現場”で異なるリスクと備え方
【内装工事業者必見】“リフォーム現場”と“新築現場”で異なるリスクと保険の備え方
天井や壁の仕上げ、床材の施工、床暖房設置など、多様な現場で活躍されている内装仕上工事業の皆さま。施工内容が建物の内部で完結することから、外部工事と比べてリスクが少ないと思われがちですが、実は損害事故の報告が少なくありません。とくに「リフォーム工事」か「新築工事」かによって、保険で備えるべきリスクは大きく異なります。本記事では、実際の事故事例を交えながら、注意すべきポイントを整理していきます。
・リフォーム現場でよくあるトラブル
リフォーム現場では、すでに使用されている建物や施主所有の家具・備品などに囲まれた中で作業することになります。こうした“他人の財産”を誤って傷つけたり壊してしまうと、損害賠償責任が発生します。
代表的な事例:階段での資材搬入中に壁クロスを破損
古いカーテンレールに体が当たり、器具を破損、壁紙貼替えのために取り外したエアコンを誤って落下させ、床にも傷をつけてしまった。キッチン工事中の水漏れで持ち主の家具と階下住戸に損害が及び、オーナーと居住者から損害請求された。
被害の程度はさまざまですが、金額にかかわらず「誠意ある事故対応」が信頼関係を築く上で欠かせません。
・新築現場ならではの注意点
新築現場では複数の業者が同時進行で作業しているため、他社が既に施工した箇所を誤って傷つけることも。現場の完成が近づくほど損害額も高額になる可能性があります。
代表的な事例:別業者が取り付けた窓ガラスを不注意で破損し、特殊仕様ゆえに高額請求なった。
火花を伴う作業中、床の隙間から下階の断熱材に引火し火災事故になった。
このような業者間のトラブルは、元請けの保険では補償されないことも。自社で賠償責任保険に加入していないと、思わぬトラブルに発展する恐れもあります。
・保険選びで見落としがちなチェックポイント
内装工事業者様が加入する保険では、次のような補償内容を確認することが大切です。
他人の物を破損した際に保険でカバーされるか?
借りた建機やリフトが事故で壊れた場合も対象か?
支給された材料や自社資材の損害も補償範囲か?
下請けに対して保険加入の確認を行っているか?
保険は加入時だけでなく、更新のタイミングでの見直しも重要です。現場状況の変化に合わせて柔軟に補償内容を調整しましょう。
事故リスクに“強い備え”を現場でのアクシデントに備えることは、会社の信用を守ることにもつながります。特にリフォーム工事では、住人や施主との信頼が問われるため、万一の補償体制を万全に整えておくことが求められます。
ほけんのキセキでは、建設業に特化した保険のご相談を承っております。内装業界の実務に即した保険のご提案を、分かりやすくご案内いたします。
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